サブカル

【ゲームプレイレポート】H.P.ラブクラフトの小説に入り込めるゲーム『Dagon: by H. P. Lovecraft』が無料なのが信じられないくらい面白い!

こんな方におすすめ

  • Steamでフリープレイできる面白いゲームを探している
  • H.P.ラブクラフトの小説が好き
  • クトゥルフ神話が好き

こんにちは、最近ゲームをする時間はないけどゲームが好きなすずきです!

今回は、Bit Golemが製作したテキストアドベンチャーゲーム『Dagon: by H. P. Lovecraft』をプレイした感想を書いていきたいと思います。

このゲームは、Twitterで電ファミニコゲーマーさんの紹介ツイートを見たのをきっかけに知りました。

そもそもなぜこのゲームに興味を持ったのか。

お恥ずかしながらクトゥルフ神話ってなんとなーくしか分かっていなくて。
なんとなくの知識しかないのに、今年クトゥルフ神話のTRPGをプレイしたり、プレイを見る機会があってすごく楽しかったんですよね。

でも、「クトゥルフ神話の知識があったらもっと楽しかっただろうな」と思って、小説を読んで元ネタを知ろうと思ってて。

そしたらちょうどいいところにこんな面白そうなゲームが無料でプレイできるって情報が流れてきたのよ。運命かと思った。

すずき

それじゃさっそく、 『Dagon: by H. P. Lovecraft』 をプレイした感想を書いていくよ!

『Dagon: by H. P. Lovecraft』 のここが楽しい!3要素

『Dagon: by H. P. Lovecraft』 はその名のとおり、ラブクラフト氏の小説「ダゴン」を基にしたゲームです。基にしたというか、小説をそのままゲームにしています。

音声は英語ですが、ちゃんと日本語字幕に対応しています。安心だね!

キーボードとマウスを使って操作する場合、操作は視点を動かしてクリックするだけで、戦ったり選択肢を選んだりはしない。
プレイ時間も30分くらいで、とってもお手軽なゲームだと思います。

さっそく感想を書いてしまいますが、

「え、これ無料でやらせてもらっていいんですか!?」ってくらい高クオリティのゲームで楽しかったです!!

始終すこぶる楽しんでプレイしていましたが、プレイしてみて「ここ特に楽しかったな!」と思ったことが3つあります。

登場人物と同じものを高クオリティなグラフィックで追体験できる

1つ目は小説で描かれる情景が高いクオリティのグラフィックというかリアルな映像で出力されていたこと。

TRPGでは、場面をイメージしやすいように風景やキャラクターとかモンスターのイラストを表示してるんですが、静止画なんですよね。
でもこのゲームではリアルなグラフィックで、登場人物の見たものを追体験していく。風景も動くし、生き物も動きまくってるんですよ!

実際のゲーム中のスクリーンショットをご覧ください。

dagon_1
画像はDagon:by H.P.Lovecraft - Bit Golemより
dagon_2
画像はDagon:by H.P.Lovecraft - Bit Golemより

TRPGのシナリオや小説中では「真っ黒い悪臭の漂う泥の中、タコやイカのような見たこともない生物がうごめいている」と描写されていただろう文章が、こんなグラフィックで表現されてるんです!
クオリティが高すぎて質感がリアルでした…。泥のきったない感じや未知の生き物のグロテスクさがばっちり伝わってきます。

すずき

文章で描写されたものが、映像としてダイレクトに出力されているので本当に自分が主人公としてこの風景を見ているようでした

「TRPGでもあった未知の生き物との遭遇ってこんな感じなのか!!」と最後まで大興奮(*'ω'*)

作中からヒシヒシと感じられるラブクラフト作品への愛

ラブクラフト氏の小説『ダゴン』と言えば有名なのが

窓に!窓に!

ですよね(とか知ったかしてますが今作をプレイした後色々調べて知りました)

さてこちらは 『Dagon: by H. P. Lovecraft』 のホーム画面。暗すぎて分かりにくくて申し訳ありませんが、よく見ると窓が映っています。

Dagon_ホーム画面
画像はDagon:by H.P.Lovecraft - Bit Golemより

おそらく有名な一文にかけてホーム画面に窓を映してるんじゃないかなと思っています。

そして、ホーム画面にある「トリビア」というのはいわゆるコレクション要素です。
作中に隠れている葉っぱみたいなマークを見つけると、ラブクラフト氏や作品に関するトリビアを集めることが出来ます。

すずき

トリビアのマークは背景に上手く同化していて結構見つけにくかったですw

ズル技ですがマークはカーソルが当たると音が鳴るので、どうしても見つけられないときは縦横無尽にカーソルを動かすといいかも!

このトリビアがとても詳細で、製作者はラブクラフト氏とその作品をすごく愛しているんだなと感じました。

ラブクラフト氏のファンの方やクトゥルフ神話TRPG玄人の方たちにとっては、当たり前の知識ばかりなのかもしれません。
でも、私のようなクトゥルフ初心者にとってはラブクラフト氏や氏の作品について知れるのって楽しくて。

ラブクラフト氏の生い立ちや嗜好がどれだけ作品に反映されているかを知ることが出来ました。
プレイ後は博物館に行った後の、ちょっと賢くなった気分と似たものを感じましたね(*´ω`*)

小説とは解釈が異なるかもしれないラストシーン

このゲームをクリアした後に原作の小説を読んだんですよ。

ゲームも小説もラストはあの有名な「窓に!窓に!」なんですが、小説の方はどちらかというと

「やばい、ドア越しにアイツいるよ!!うわあああああ窓にもアイツの手が!!!」

という感じに私は解釈しました。でも、ゲームの方のラストはまた違ってたんですよね。

小説の「ダゴン」を知っている方はぜひプレイして、ラストシーンの違いを楽しんでもらいたいなぁ。

小説の方は原語版を日本語に訳した時に解釈の違いが起きてるのかもしれないけど、小説か本作どちらかのラストシーンを事前に知ってると別の解釈のラストシーンを新鮮に楽しめました!

まとめ:『Dagon: by H. P. Lovecraft』は製作者のラブクラフト愛が詰まった、短くも濃密なゲームだった

『Dagon: by H. P. Lovecraft』 は操作も簡単でサクッと出来てしまうのに、楽しめる要素がギュッと詰まった高クオリティで濃密なゲームでした。
記憶を消してまっさらな状態でもう一度プレイしたいくらい。

ただバイオハザードとかでグロテスクなクリーチャーへの耐性がついていたのと、人外好きオタクがゆえかそこまでの恐怖を感じなかった(^_^.)
恐怖よりも、自分が本当に物語に入り込んでこの体験をしているみたいだって興奮の方が勝ってしまいましたw

もしラブクラフト氏の他の小説も本作のようなゲームにしていただけたら絶対プレイする。
こんだけラブクラフト愛が詰まった製作者さんが作るゲームなら絶対また楽しいと思うから。

偶然ツイートを見て興味を持ったゲームでしたが、期待以上の素晴らしい良ゲーでした!
短めのゲームをお探しの方や、ラブクラフト氏の作品が好きな方はぜひプレイしてみてください。

それじゃまたっ

-サブカル
-, ,