- 最近ちょっとしたことでもイラッとしちゃう…
- イラッとした態度で人に嫌な思いさせちゃった…。あんまり怒らないようになりたいな
- アンガーマネジメントに興味あるんだけど、実際どういうものなの?
こんにちは!ストレスを減らすために"怒り"をなんとかしたいすずきです。
日々職場でのストレスと戦っていますが、強敵なのが"怒り"!!anger!!
「どうしてこの人この仕事やってないの!?」
「キーボード叩く音うるっさいんだけど!!イライラするーーーーーー」
という感じにイライラに悩まされています。「イライラして怒らなくなればストレスも減るんじゃ?」と思って、怒らなくなる方法を求めてこの本を読んでみました。
簡単に内容を説明すると、「なぜ"怒り"という感情が湧いてしまうのか」という話に始まり、"怒り"との付き合い方についてが書いてあります。
今回はこの本を読んで学んだ、怒りとの付き合い方について自分なりにまとめてみました!
怒りってなんで湧いてくるの?人間に必要な感情なの?
怒りってマイナスなイメージを抱きやすい感情だと思うんですが、怒りの本来の役割は「敵から身を守るために体をいつでも戦える、逃げれる態勢にする」ことです。
野生の動物も敵が近づいてきたら怒って威嚇したり、攻撃しますよね。
怒るのは生き物として自然なことだし、必ずしも悪い感情ってわけではないんです。
でも、普段私たちは命を守る目的以外のことでもイライラしてますよね。
この本を読んで( ゚д゚)ハッ!としたことなんですが、怒りって「つらい」とか「悲しい」といったネガティブな感情で心がいっぱいになると湧いてくる感情なんですって。
確かに、イライラする前に抱いてた感情を振り返ってみると
- なんで自分ばっかりこんな大変な思いしてるんだろう、つらいな…
- どうして私ばっかり不幸なんだろう
ってネガティブなことを思ってばっかりだったかもしれないって気が付きました。
「つらい」「悲しい」ってネガティブな感情を受け止める容量が小さいと怒りやすい。そして、同じ出来事に遭ったとしても人それぞれ感じ方が違いますよね。
例えば電車の中で電話してる人がいたとします。「なんか喋ってるなー」としか感じない人、「電車の中で電話なんて!マナー悪い!」と感じる人がいます。
ネガティブな感情を抱きやすい感じ方をする人は心の容量がいっぱいになりやすいので、怒りっぽくなる。
じゃあ、ネガティブな感情を抱きにくい感じ方をすれば怒りっぽくならないんじゃ?
この考え方がアンガーマネジメントにつながります。
そもそもアンガーマネジメントってなに?
アンガーマネジメントは、怒りと上手く付き合っていけるようにするための心理的なトレーニングです。
1970年代にアメリカで生まれた考え方で、当初はDVの加害者や被害者のメンタルケアとか犯罪者に対する矯正プログラムとして使われていたんだとか。
それが今ではアスリートのメンタルトレーニングや、教育現場とか省庁、企業でも取り入れられるようになってるみたい。
実際、私も少し前に職場でアンガーマネジメントの研修会のお知らせを見たことがあります。
それだけ怒りとの付き合い方は、人とのコミュニケーションやビジネスといろんな場面で重要視されているってことなんだろうなー
欧米では人前で感情を上手にコントロールできない人は「大人として未熟」って評価されてしまうんだって!
「大人として未熟」…耳が痛い…
アンガーマネジメントでは、さっき出てきた「ネガティブな感情を抱きやすい感じ方」などの考え方のクセや怒り方のタイプを自覚して直していくことで
- 怒る必要があるかを判断して、自分で「これは怒るぞ」と決めて怒るようにする
- 「今こういうことで怒ってるの」と怒りを上手に伝えられるようにする
ことを目指してトレーニングしていきます。
怒った後で「こんなに怒ることなかった」と後悔したことありませんか?私はたくさんあります。
それって、怒る必要のないことにまで怒ってたからかもしれないんですよね。
怒る必要のないことにまでイライラしてたら自分のことも責めちゃうし、他の人も傷付けてしまう。だから、本当に怒るべきことだけ怒るようにしようっていうのがアンガーマネジメントの目的です。
自分の怒り方のタイプを知るためにアンガーマネジメント診断をしてみよう!
ネガティブな感情でいっぱいになると怒りが生まれる仕組みは理解した!でも、自分ってどんな時に怒りやすいかってすぐ答えられますか?
それを知るのに一番手っ取り早い方法は、アンガーマネジメント診断を受けてみることです!
『自分の「怒り」タイプを知ってコントロールする はじめての「アンガーマネジメント」実践ブック』を購入すると、特典として1回だけ無料でアンガーマネジメント診断を受けることが出来たのでやってみました。
これが実際の私の診断結果です。
診断結果を見ての感想は、正直自分の嫌な部分突き付けられて凹みましたね…。
怒り耐性も小さいし、怒ったらずっと引きずるし、攻撃性はあるし。「人になかなか心を開きません」「レッテル貼りをする」ってあたりは思い当たるところすごくあるし。
そりゃ友達少ないわな!!!
でも、自分の怒りのタイプを詳しく知ることが出来たら、あとは向き合って変えていくだけです。
すぐ出来そうな怒りと付き合っていくトレーニング
この本には怒りと上手く付き合っていくためのトレーニングがいくつか紹介されていましたが、その中でも個人的に「すぐできそうだな」と思ったものが2つあります。
イラッとしたらその怒りに点数をつけてみる
さっきの診断結果を見ると、私は怒りの強度が高いです。一度怒ると必要以上に強く怒る、つまりモンハンのラージャンみたいなタイプです。
ラージャンじゃなくなるためには、イラッとしたらその怒りは10点中何点とか点数をつけるといいです。
「あれ、私こんな点数低いことで怒ってたの?」と自分がどんなことで、どのくらいの強さで怒っているかを客観的に見ることで必要以上に怒らなくなっていきます。
私は怒りの点数を付けるのにAwarefyってアプリを利用してます!感情メモという機能で点数も付けられるし、何で怒ったかも記録出来て便利です。
Awarefy:思考や感情を見える化する心のセルフケアアプリ
Hakali Inc.無料posted withアプリーチ
怒りを表現する言葉のレパートリーを増やす
自分が怒った時にその怒りをどんな言葉で表現してるだろうって思い返すと、
本当マジふざけんなよ。マジでうざいわー
語彙力が貧相
うざいとかキモイだけじゃ自分が今怒ってることがよく分からないですよね。
だから、語彙力を増やして自分の怒りを正しく表す言葉を見つけよう!って方法です。
個人的にこれが一番面白くてすぐ出来そうな方法だなって思ってます!
自分の怒りを表す言葉を知ることで自分のことも理解できるし、人にも伝えやすいと思う。
自分自身の語彙力も増えるし、いいこと尽くし!!
まとめ:怒りと上手く付き合って”大人”になるぞ
アンガーマネジメント診断を受けて自分の嫌な部分と向き合った時も少し凹んだけど、本書でなにより心に刺さったのは、『人前で感情を上手にコントロールできない人は「大人として未熟」』って一文でした。
自分では大人になったつもりだったけど、まだまだ未熟者でした。
怒りって感情は命を守るために必要な感情だけど、必要以上に怒っていたら自分も疲れるし、人も傷付けてしまう。実際、「あんなに怒ることなかった」って後悔したこともたくさんあります。
怒りって感情とは生きている間中ずっと付き合っていかなきゃいけないので、怒りとの付き合い方を今知ることが出来てよかった。
元々は仕事でイラッとすることを少なくしたくて読んだ本でしたが、仕事に限らず人生において役に立つ内容が満載の本でした!
この本とはKindle Unlimitedに入ってて出会ったんですが、Kindle Unlimitedみたいな読み放題のサービスで購入した本でも購入特典使えるのにびっくり。
アンガーマネジメント診断を受ける場合、調べたら2000円くらいかかるらしいのね。かなりお安く診断を受けれてラッキーでした。
怒りとの付き合い方を知りたい人や、自分の怒りのタイプを診断したい方はよかったらKindle Unlimitedでこちらの本を購入してみてくださいね!
それではまたっ!